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神経内分泌腫瘍(Neuroendocrine tumor/NET)は、以前はカルチノイドとも呼ばれていた腫瘍です。消化管では直腸に多く見られます。粘膜内に発生する腫瘍ですが、粘膜下層に発育する傾向にあります。がんに比べ、進行はゆっくりですが、悪性度の高いものは転移することもあり、何らかの治療を必要とします。
40歳代の方で、便潜血陽性のため、当院を受診されました。大腸内視鏡検査を行ったところ、直腸に10mm大の隆起性病変を認めました。内視鏡診断と組織診断で神経内分泌腫瘍と診断しました。専門医療機関へ紹介させて頂き、内視鏡治療で完治しています。
当院では拡大内視鏡や特殊光撮影を用いることで精度の高い検査を提供しています。