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大腸がん③|調布駅徒歩2分の内科・消化器内科 – 調布消化器内科・内視鏡クリニック

大腸がん③

便潜血陽性のため、当院を受診された30歳代の方です。

大腸内視鏡を行ったところ、S状結腸に15mm大の隆起性病変を認めました。それほど大きい病変ではありませんでしたが、拡大内視鏡で観察したところ、表面構造が一部崩れており、がんを疑う所見でした。診断的な治療として、EMR(内視鏡的粘膜切除術)を行い、病変を切除しました。病理結果は大腸がんで、内視鏡治療で全て取り切ることが出来ていましたが、粘膜の下の層に深く浸潤していました。このケースではリンパ節転移、他臓器への転移が起きる可能性がありますので、追加の外科手術目的で高度医療機関へご紹介させて頂きました。追加切除を行うことで根治的な治療が期待されます。

当院では患者様の病状に合わせて最適と思われる治療を提案しています。ご希望に応じて高度医療機関へのご紹介も行っております。お気軽にお問合せください。